調査の「内側」と申告の「現場」、両方を知る税理士
税務調査を経験した側から税理士になるというキャリアは、一般的ではない。北條慧介代表は福岡国税局の課税第一部資料調査課で無申告案件から大口悪質案件まで携わり、2023年退局後に税理士として開業した。「どこが調査で問題になりやすいか」を申告段階から意識できる点が、この事務所の通常とは異なる提供価値になっている。調査通知が届いた段階での動きは最優先で、事前準備・立会い・交渉を一括して担う。
「調査官出身の税理士というのが最初は半信半疑だったが、話を聞いてみたら具体的すぎて驚いた」という声があった。30代という年齢的な話しかけやすさも相談のしやすさにつながっているようで、ベテラン税理士には少し言いにくいことも気軽に相談できると感じている利用者も多いという。
信用保証まで見越した財務サポートが、顧問契約の核
月次監査では毎月の数字の報告だけでなく、融資審査や信用保証での見え方を意識した財務諸表の作り方と、キャッシュフロー改善の提案が組み込まれている。簿記会計の知識を土台に財務状況を分析し、経営者が投資判断の根拠にできる数字を整理して届けるアプローチだ。「数字を見せられるだけでなく、それが何を意味するか説明してもらえる」という声は複数の利用者から上がっている。
月顧問料2万円からという料金設定と、決算料を月顧問料の5か月分とした料金体系は、費用の全体像を事前に把握しやすい構成だ。経理代行や給与計算代行も受け付けており、経営資源を本業に集中したい事業者の選択肢になっている。新規開業者への別途相談対応もあり、立ち上げ時のコスト設計を柔軟に組めるのは地味に助かる仕組みだと感じた。
土曜営業と訪問対応で、地域のニーズに応える体制
飯塚市小正903-156に拠点を置き、訪問対応にも応じる。平日の10時から18時に加え土曜日も営業しており、事前予約があれば日曜・祝日の相談にも対応する。飯塚市内はもちろん周辺エリアからの問い合わせにも窓口を開いており、地域の法人・個人事業主の税務ニーズを幅広くカバーしている。
「土曜日に時間をとってもらって、じっくり話せた」という声があり、平日の慌ただしい時間帯を避けて相談できる環境として機能しているようだ。初回相談は無料で、問い合わせの入口は電話(0948-52-5620)とメールの2ルート。「何を相談すればいいか分からない」という段階でも受け入れる姿勢が伝わってくる。
確定申告・相続・事業承継——一人の専門家がまとめて受け持つ
副業・フリーランス・不動産所得といった複雑な所得形態の確定申告代行、開業時の届出から経理体制整備までの開業支援、相続税申告・生前対策・事業承継プランニングまで、事業者のライフサイクルに沿った対応範囲が整っている。個人・法人を問わず受け付けており、「いくつもの専門家に分けて相談しなくていい」という一本化の利便性が喜ばれている。
「相続と税務調査が重なった時期に、同じ人に一気に対応してもらえた」というエピソードが印象的だった。複数の課題が同時に生じた局面でも窓口が一つで済む体制は、経営者の心理的な負担を減らすうえで意外と大きな要素になるようだ。


